前回も書きましたが、12月中旬発売予定の故木下誠地球・絵手紙ネットグループ会長の作品集「木下誠流絵手紙」は三部構成です。三部構成の最後は同グループ季刊誌「絵てがみの心」の創刊号「本質を悟った原点」から66号(今年1月号)「何より平和が一番」までの木下誠巻頭言をまとめたものです。
これを読むと木下誠流絵手紙だけではなく、「絵手紙は手紙」という絵手紙の基本、原点がよくわかります。現在は、絵手紙の誕生・ブームから30年余が経過し、絵手紙を始めた第一世代が高齢でなどで退き、バトンは第二世代、第三世代に受け継がれていく過度期にあります。原点回帰は悩んだり、迷ったり、状況が変わろうとする時に必要な道標となってくれます。この機会に絵手紙を学ぶ全ての方に読んでいただければ幸いです。