先日、11月23日(月・祝)まで「柳田國男生誕140年展」を開催中の神奈川近代文学館へ。みなとみらい線元町・中華街駅で降りて右手の谷戸坂を登ると港の見える丘公園前のT字路があります。右に曲がり左手に岩崎ミュージアム、そのまままっすぐ進むとすぐ先が外人墓地です。再びT字路に戻り右折。英国総領事公邸だった横浜市イギリス館、J.H.モーガンの代表作とされる大正15年建立の山手111番館を左手に見ながら通り過ぎ、神奈川近代文学館入り口の標識を左折、20メートル先が神奈川近代文学館です。
常設展示室には神奈川ゆかりの作家(大佛次郎、谷崎潤一郎、有島武郎、夏目漱石、川端康成、獅子文六、山本周五郎、三島由紀夫、里見弴、立原正秋、小林秀雄ほか)の作品や生原稿が展示してあります。詳しくはありませんが、これ程多くの作家の生原稿は他の文学館で見ることはなかなかできないと思います。
以前井上ひさしの企画展でもそうでしたが、今回の「柳田國男展」も何時間いても見飽きません。文献や原稿類もさることながら引き伸ばした柳田國男はもちろん折口信夫ほか多くの写真も興味深かったですね。