以前紹介した「セピア色の手紙〜父からの戦地便り」(弊社発売)に掲載の絵手紙やスケッチが今後、東京・新宿住友ビル48階の平和祈念展示資料館で展示されることになりそうです。
「セピア色の手紙」は地球・絵手紙ネット特別講師の田中素子さん・二宮和子さん姉妹の父・土肥慎太郎氏が戦時中に両親や兄弟に送った絵手紙やミャンマー(当時ビルマ)で捕虜収容所時代に描いたスケッチをまとめ本にしたものです。
将来、絵手紙、スケッチ類が散逸してしまうより、後世に残す価値があるなら寄贈したいという田中さん姉妹の願いに対して、今回同資料館が「価値あり」と判断し寄贈が決まりました。
今日(4月2日)午後、同展示資料館で引き渡しが行われました。前述の通り、常設展示になるか今回の「手紙が語る 戦争」のような企画展で展示されるかはまだわかりませんが、わかりましたらまたお知らせします。
現在、企画展「手紙が語る戦争」は4月23日(日)まで開催しています。多少なりとも興味のある方は是非足をお運びください。
新宿・京王プラザホテル裏の桜(みやび)は満開でした。ついでに資料館会議室から撮った一枚も。