ものをつくる

「MAKERS」(クリス・アンダーソン著 NHK出版)が話題です。デジタル技術が製造業を変え、近い将来個人で製品を設計・製造できる時代が来るという内容です。ものづくりはこの20年で私のような編集畑の人間から見ても大きく変わりました。ものづくりの現場で雇用が減少していくのは必然です。
 経済には不安内ですが、成長戦略で雇用を増やし、給与を上げていくというのはいくら考えても難しいのではないでしょうか。
 来年はクラフトの面から「ものをつくる」ことをもうすこし掘り下げて考えていきたいと思います。

「MAKERS」(NHK出版)