11月24日の日経新聞最終面文化欄に「文学館逆風」の見出しで経営難で閉館に追い込まれる文学館のことが載っています。
「大人の旅時間」の“作家別文学の旅”に載せている「立原道造記念館」(東京都文京区)は昨年閉館、記事によると「海音寺潮五郎記念館」(東京都世田谷区)も文部省に閉館の申請をしているそうです。
立原道造は10代に知り合った人が熱烈なファンでした。海音寺潮五郎のお嬢さんがフジテレビにいて、お会いしたことがあるので多少感慨があります。
文学館は日本近代文学館ができて以降、地域活性化の一つとして各地に誕生した記憶があります。記事には「現役作家との連携などで施設の魅力を高め、活性化を図る動きも」と出ています。まあ、そういうことになるのでしょうね。
偶然ですが、先日erakuの仕事で神戸に行ったついでに神戸文学館(神戸市灘区)に寄りました。阪急電車の王子公園駅で降りてなだらかな坂道を6、7分歩くとありましたが生憎休館日でした。撮影ポイントを間違えて全景写真もうまく撮れませんでした。